どうしてNAVERまとめでアイテム閲覧制限になったの？
さて、2回にわたって、NAVERまとめで閲覧禁止に引っかかったという話を書いてきました。
では、今回非表示となってしまった原因はなんだったのでしょう？
前回の記事で書いた通り、理由は
パブリシティ権侵害の疑いがあると権利者の方より申告があったから
と言えばそれまでなんですが、どのアイテムに対する申告があったのか検証してみました。
（今後同じルール違反をしないために・・・）
閲覧制限の対象となったアイテムはどうすれば分かる？
実は、今回NAVER運営に問い合わせても「投稿物に対して閲覧制限を掛けた」ことは教えてくれても、「具体的にどのアイテムに問題があったのか」までは教えてくれませんでした。
NAVERまとめ自体まだ初めて4日だし、非表示になるのも当然初めてだったから探し方もよく分からない。。
とりあえず手探りで検証することに。
まずは、閲覧制限が掛かったまとめにアクセスしました。
すると、今回はアイテムが非表示となったからか記事中のずいぶんと中途半端なところに、
「この投稿は、権利者からの要請または運営側の判断によって非表示にされています。」
と書かれていました。
これしか書かれていないので、最初はそのすぐ下にある記事(「ネット上では「アラフォーイケメン俳優は～」from Livedoorニュース)がNGだったのかと思って削除してしみたけど何も変わらず。
そして、編集（アイテム追加）画面と公開画面を何度か行き来しているうちに分かりました。
引用したツイートが一つ消えてたんです！
Twitterからの引用は閲覧制限の対象になる？
しかし、有名な話かもしれませんが、ツイートの転載はTwitterの利用規約上問題無いのです。
Twitterの利用規約を見ると明記してあるんです。
ユーザーは、 本サービス上にまたは本サービスを介してコンテンツを送信、投稿、表示することをもって、媒体または配布方法 (既知のまたは今後開発されるもの) を問わず、かかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、改変、修正、公表、送信、表示および配布するための、世界的な非排他的ライセンスを (サブライセンスを許諾する権利と共に) 当社に対して無償で許諾するものとします。
ユーザーは、このライセンスに、Twitterが本サービスを提供、宣伝および向上させるための権利が含まれること、ならびにコンテンツ利用に関する当社の条件に従うことを前提として、本サービスに対しまたは本サービスを介して送信したコンテンツを、他の媒体やサービスで配給、配信、配布または公表することを目的として、当社のパートナーとなっている他の会社、組織または個人に対して提供する権利が含まれることに、同意したものとします。
Twitter、またはTwitterのパートナーとなっている他の会社、組織または個人は、本サービスを介してユーザーが送信、投稿、転送または提供するコンテンツについて、ユーザーに報酬を支払うことなく上記のように追加的に利用できるものとします。
当社は、ユーザーのコンテンツをコンピュータネットワーク上や様々な媒体において送信、表示、もしくは配布するために修正または改変できるものとし、さらに／またはネットワーク、端末、サービスまたは媒体の要件もしくは制限に適合させるために、必要に応じてユーザーのコンテンツに変更を加えることができるものとします。
TwitterサービスまたはTwitterサービス上のコンテンツの複製、修正、これに基づいた二次的著作物の作成、配布、販売、移転、公表、実演、送信、または他の形での使用を望む場合には、Twitterサービス、本規約またはdev.twitter.comの定めにより認められる場合を除いて、Twitter APIを使用しなければなりません。
簡単にまとめると、Twitter APIを利用している限り、ツイートをまとめサイトに転載してもTwitter利用規約上は問題ない（利用者はツイートを投稿した時点で転載に同意している）ということです。
じゃあなんで今回閲覧制限になったの？
どうやら答えは今回権利侵害の申告があったツイートのツイート主にあるようです。
今回消されたツイートはモデルプレスのものでした。
いやいや、モデルプレスのツイートや記事からの引用なんて他のまとめ記事にたくさんあるじゃん
って思いますよね？
調べてみたところ、モデルプレスはテキストだけの引用ならOKだけど、写真が入るとNGにしてるみたいなんです。
なんでしょうね。テキストだけならSEO対策になるんですかね。
というわけで、今回閲覧制限になった原因はモデルプレスの記事利用ポリシーに引っ掛かったからでした。
他にも朝日新聞、毎日新聞、デイリースポーツ、東スポあたりはテキストの引用だけでもダメみたいです。
（たまにまとめ作成時にこの辺のURLを入れるだけでNGだと表示されるときがありますね）
ということで、記事を作成するときは引用元のポリシーにも気を付けた方が良さそうだということが分かりました。
おしまい。
